【鉄板銘柄の使い方。簡単図説で紹介】

説明するのは一例です。
各個人において使い方が違いますので参考までにお願いします

まず、夜のうちに発表されている鉄板銘柄すべてをポートフォリオに入れます。
この時、その日の鉄板銘柄専用のポートフォリオを作ってください。
他の銘柄を入れると、ややこしくなります(この辺は前日の夜の作業です)

【図1】以下は3/28発表分になります(前夜に入れておく) そして翌日の寄り付き。
ここから開始です。

狙うのは寄り付きから下がる銘柄になります。

前日の終値で、テクニカル的にキリキリなのに、寄り付き後さらに下がる銘柄は大歓迎です。

【図1】のようにポートフォリオに入れておくと、すぐにどれか分かります。
ポイントは-1%~-2%とかの中途半端な下げよりも
-5%とか一気に下げていった銘柄の方が、反転した時にも反動がつくのでオススメです


良い例がありますので、以下のチャートを例にとります。
(実際にスタッフが売買した銘柄)
【図2】3/27発表分の(2461)ファンコミュニケーションズの分足

この日の朝、寄りで少し高くはじまりましたが、すぐに前日終値を割り、マイナスになりました

※前日終値は緑のラインになります。

9:20頃に-5%~-6%辺りで底固めっぽい動きになります。
早い段階での底固めを見極めるのは、難しく、ドンピシャで買うにはある程度の経験と勘は要ります
結局、64万辺りで10分ほどモジモジしたので、ここが底だと判断します。
【赤丸の部分】


テクニカルでかなりきついラインであり、さらに寄りから下がったので
このラインで買いを入れてもなにも怖いことは特にありません。
もし、底抜けでスコーンと下がるようでしたら、すぐに損切りで逃げましょう。


バグースの鉄板銘柄は約4,000社の中で、底中の底の銘柄を公開しておりますので そう簡単には底抜けはしません。

※買いのタイミングが遅くなればなるほど、こんどは余計にリスクがつきます
その後、時間の経過と共に徐々に買われて行きます
-5%だった株価が、-4%、-3%になってきます。

この辺りで「これは前日終値まで来るぞ!」と思うトレーダーが参戦してきます

底で拾った時は板が少なかったですが、このラインまで戻ってくると【買い】の板も厚くなってきます。

この時、PCの前で「もう遅いよ?」とニヤっとして下さい
そしてさらにじりじり上昇。

すでに結構な利益が出ていますが、デイトレの場合はまだ手仕舞いする必要はありません。
(まだ上がったうちに入っていませんので。まだ前日比マイナス圏内です)

後場に入り、すぐに前日終値を突破。
ここからが第2波です。
プラスに転じるのを予想したトレーダーの買いが一気に入ります。


そして、プラスに転じた瞬間に今度はブレイクを狙っていたトレーダーの金が一気に押し寄せます。

チャートのとおり、後場寄り直後に急上昇してるのが分かると思います【図2】
この時の心境としては確定したくて仕方ないはずです。
(板を見たり、チャートを見たり忙しくなります)


ほぼ底で買ってるので利益もかなり出てます。
さあ、あとはどこで売るか!日足の抵抗線を見てみましょう。
【図3】(2461)ファンコミュニケーションズの日足

ここの右側にピンクで囲んだ「株価移動平均(5日)697,400円」とあります。
これが1つの目安になります。

これにタッチすると、よほどのエネルギーが無い限りその日はこれを超えての上昇はありません。


上がるのを興奮しながら、696,000円くらいで指しておきましょう。
この日は、高値700,000円まで行きました。(多少のブレはあります)
もちろん日経が上がったというのもありました。


(もう少しですのでがんばって読んでください)

株価は抵抗線から抵抗線まで動くのが基本です
翌日も上げた場合、次の目安は「株価移動平均(25日)767,600円」が目標になってきます。

ただ、翌日上がる保証はどこにも無いので、手仕舞いで確定するのも良いかと思います。
この辺の判断は、各個人の範囲でやってください。
最後に鉄板銘柄の結果です。
【図1】が発表分。その翌日の終値が以下の【図4】になります
図1と見比べてください。結構上がってます。
終値ベースの画像になってますので高値ベースだともっと値幅が取れてます
【図4】3/28発表分の結果(一番上の図と見比べて下さい)

まとめ
この日は-5%から+4%くらいまで動きました。
ほぼ7%は取れた計算になります。

抵抗線(移動平均(5日))が低い位置にあったため、上昇率は+4%までしか行きませんでしたが、 鉄板銘柄の場合、一気に10%くらい上がる時が大いにあります。
日によっては、20%くらいの値幅を簡単に取れます。
ポイントは、【買いのタイミング】になります。

逆張りで入るときには、ある程度の度胸も要りますが、発表している銘柄はすでにギリギリのラインの 銘柄なので、さらに下げていく確率は低いとお考え下さい。
買いのタイミングが遅くなればなるほど、利益は減り、リスクも出てきます。
※日経の動きは不思議と9:30前後が安値。13時前後が高値なります
(もしくはその逆)


後場から持ち越す場合、14:20くらいが後場の安値が結構あります
(あくまでも目安程度に)

逆張りは慣れれば、難しいものではありません
あと、すぐ上に抵抗線がある銘柄などはうまみがあまりありません。
株価は抵抗線から抵抗線の間を動くというのを忘れずに。
(5日、25日、75日線、転換線、基準線etc)
今の株価がここだから、次の抵抗線までいくら値幅を取れるか先にチャートで見ましょう。
次回は、【寄りから上げて行った場合のパターン】を解説します。



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